南公園に植えた忘れな草。
属名のミオソティスは「ハツカネズミの耳」の意味で葉のかたちに由来します。
本来毎年咲く多年草ですが、暑さに弱いため日本では1年草として扱います。秋に種を播いて春に花を咲かせます。
花言葉は、「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」
【ワスレナグサの語源のドイツの悲話】
騎士ルドルフと乙女ベルタがドナウ川のほとりを散策していた折り、ベルタは川岸にかわいらしい花を見つけました。それに気づいたルドルフは手を伸ばしてその花を採りましたが足を滑らせて川に落ちてしまいました。急流に流されるルドルフは花をベルタに向かって投げ、彼女に「私を忘れないで」と叫んで水中に没しました。
【日当たりと置き場所】
日当たりのよい場所で育てましょう。寒風に当たると葉が傷むので、強風の当たらない場所が適しています。
【水やりと肥料】
普通に乾いたら水をやるようにします。やや湿り気のある土壌を好むので、極端な水切れに気をつけます。
肥料は植え付ける際にゆっくりと効く固形肥料を土に混ぜます。生育期間は下葉が黄色く枯れてくるようでしたら10日に1回液体肥料を与えますが、元気でしたら追加の肥料は必要ないでしょう。肥料をたくさん与えると葉はよく茂りますが、逆に花つきが悪くなります。