こんにちは。新開地ＰＲ・ニシジマです。
みなさんは、名だたる落語家たちが愛した蕎麦屋があることをご存知でしょうか？桂米朝師匠は天そば、三代目・桂春團治師匠はきざみ、甘キツネが定番だった笑福亭松鶴師匠は、高座でよくこの店の話をしていたとか。「松涛庵（しょうとうあん）」。今はなき松竹座の裏手にあって、楽屋に出前をとる噺家さんも多かったそうです。
私も大好きなこのお店。名物はなんといっても天ぷらそば。
揚げたてのエビ天が熱～いダシに触れてパチパチパチと弾ける音を聞かせながら席に運んでくれるのが、なんともたまりません！そして、上質のソバの実を精製した、つるりと喉を通る白そば。しっかり効いたダシは残すのがもったいなくて、いつも飲み干してしまいます。
ふわトロたまご＋つゆだくの木の葉丼。どんぶりものも美味しい。天ざるもオススメ。カレー蕎麦を食べている人もよく見かけます。
メニューの多さもさることながら、このお味でこのお値段。お値打ちすぎます！！！
神戸新開地・喜楽館がオープンしたいま、かつての師匠たちのように噺家さんお馴染みの店になりつつあるようです。落語ファンのみなさんも落語を聴く前に、ぜひーーー。
松涛庵（しょうとうあん）
開店 １１：００～１７：００
日曜定休
