新開地本通商店街に店を構えるコーヒーショップ。創業以来の味を受け継ぐ、自家焙煎の豆を使った香り高いコーヒーが評判の一軒。シックな雰囲気で落ち着ける、くつろぎの空間です。
店の入口横に鎮座する焙煎機で、日々焙煎するコーヒーは、ブレンドが3種、ストレートがコロンビア・スプレモ、ブラジル・サントス各450円(税込)、キリマンジャロ、モカ各550円(税込)の4種をラインナップ。創業以来、試行錯誤を重ねた看板のブレンド380円(税込)は、飲み応えのある“深めの苦め”の味わいが魅力です。コーヒーフロート550円(税込)やシナモンコーヒー550円(税込)など、個性的なアレンジコーヒーも楽しめます。
多彩なコーヒーと共に味わいたいのが、人気のタマゴサンド。500円(税込)まず目を引かれるのは、パンからはみでんばかりのぶ厚い玉子焼。フカフカの食感の中に、半熟のとろみを生かしたまろやかな味わいとボリューム感で、厚い支持を得ています。ほかにも、シャキシャキレタスと粗挽きソーセージを挟んだホットドッグ380円(税込)や、ハム、ツナ、玉子に野菜たっぷりのミックスサンド500円(税込)など、コーヒーにぴったりの軽食がそろいます。9:00~11:00は3種のモーニング380円(税込)~も用意。
店は2016年にリニューアルされ、よりくつろげる空間に。木目を活かしたインテリアは、コーヒー専門店らしい落ち着きのある雰囲気が漂います。奥行きのある店内の入口付近は、お一人様も気軽に座れるカウンター。目の前で、マスターが1杯ずつサイフォンでコーヒーを淹れるプロセスは、見ていて飽きません。さらに奥に進むとテーブル席もあり、2、3人のグループもゆったりとコーヒーを楽しめます。
実はこの店の原点は、昭和50年に神戸駅前で洋食店。初代マスターが洋食のシェフからマスターに転身し、長年の希望だった自家焙煎コーヒー店を始めて、およそ30年になります。「コーヒーは小学生の頃から。ご飯の時もお茶よりカフェオレでした」という、根っからコーヒー好きの2代目店主・松岡啓輔さんは、亡き先代が残した6種の豆を常に傍らに置いて焙煎の経験を重ね、店の味を継承。名物のタマゴサンドも、「実は家で父親が作ってくれていたのを再現したんです」という、洋食店時代の面影を残す一品です。
コーヒー豆は100g450円(税込)~で、購入することも可能。自宅で専門店の味が楽しめます。また人気のタマゴサンドをはじめ軽食も、箱代+30円(税込)でテイクアウトすることができます。また、喜楽館の半券を持参し、ドリンクとサンドイッチを注文すると100円引きになるうれしいサービスも。
営業中のスタッフはマスク着用。除菌スプレーを設置し、適宜換気をなどを行っています。
【DATA】
クレジットカード・電子マネー:不可
現金のみ
総席数:19席
喫煙可