湊川公園から南、新開地本通商店街の角地に立つうどん・そばの店。立ち食いスタイルで、朝・昼・夜の食事、間食にと使い勝手の良さに、「旨さ、安さ、速さ」の三拍子揃った、客足の途絶えない一軒です。
うどん・そばが選べるメニューは、シンプルなかけ200円(税込)から、ピリ辛の刺激がクセになる豚キムチ300円(税込)など9種類。すべてがアンダー400円という手ごろさはうれしい限り。中でも人気は、天ぷらと生卵が入ったスタミナ300円(税込)。ふわふわの衣の食感と卵のコクが溶け合って、まろやかな味わいに。また、神戸では定番のぼっかけ400円(税込)は、ゴロゴロと入った自家製のスジとこんにゃくの煮込みが存在感を発揮。肉の旨味がダシに溶け込んで、食べ応え十分です。10種類のトッピングも+50~200円(税込)で可能。好みに合わせて、カスタムするのも楽しい。 代金は前払い制。
カウンターには、パックに入ったご飯もののメニューも常備。シンプルなおにぎりや、いなりにちらし寿司各100円(税込)のほか、単品メニューとして、カレー丼も大300円(税込)・小200円(税込)もあり、辛さ控えめのまろやかな味わいにファンが多い。うどん・そばは+100円(税込)で大盛りはもちろん、替え玉も可能。麺とご飯のセットなら、しっかり満足のボリューム感です。軽くサッと食べるもよし、がっつりお腹を満たすもよしの懐深さも人気の理由の一つです。
安さ、速さもはもちろん、多くのお客に支持を得るのは、お値段以上の味のクオリティ。カツオと昆布がしっかり効いたほのかに甘めのダシ、大鍋で柔らかく煮込んだ肉がたっぷりのぼっかけやカレー、おにぎりやいなりまで、天ぷら以外はすべて自家製というこだわりのなせる業です。
2016年に火災で焼失し、一時閉店していたものの、2017年に装いも新たに復活。店内はもちろん、外観も板張りのモダンな店構えに生まれ変わりました。再開後は、数量限定の細うどんや、甘辛い肉味噌ご飯といった新メニューも登場。ダシを取った後の昆布で作る佃煮を、無料でトッピングできるサービスも好評です。
通りから素通しのスタンドのため、屋外と変わらない換気の良さ。スタッフはマスク着用、カウンターには消毒ジェルも設置しています。予めパックに入っているご飯ものだけでなく、うどん・そばも箱代+40円(税込)で、すべてテイクアウト可能です。
【DATA】
クレジットカード・電子マネー:不可
現金のみ
総席数:スタンディング約10人
禁煙