新開地駅8番出口を東へ出て、商店街アーケード出口を右折すぐ。枝豆やお鍋、生ビールなど、メニューを描いたイラストがなんとも味わいのある看板照明を掲げる定食店がやよいです。
店内は、木目のテーブルや、昔ながらの木札のメニューが昭和テイストな落ち着きを醸す空間。建築現場の足場を再利用したという、丸太とブラウンのクロスがお洒落な天井が、モダンな雰囲気を加味しています。
メニューはまず、出し巻き、鮭、肉コロッケなどをメインに、15種の定食がスタンバイ。それぞれご飯、味噌汁、小鉢、漬物付きで600円~850円(税抜)とお手頃です。しかもこの内1つが毎日「サービスランチ」として100円引きになるので要チェック! そのほか、自家製だしを使ったうどん&そばに丼ぶり、冷やし麺、お吸い物、サラダなども数種豊富に。加えて、枝豆、きんぴら、若たけのこの煮物など、お酒のアテや「あと一品」に便利な小鉢系も充実。揚げ物や焼鳥、焼き魚もひと通り揃っています。
ドリンクメニューは、アルコールでは、ビール、チューハイ、日本酒、梅酒、チューハイ、ウィスキーがラインアップ。焼酎のボトル以外は全てワンコイン以下(税抜)でオーダーできるのが魅力です。ソフトドリンクはウーロン茶、コーラ、オレンジ、ジンジャーエールの4種が各300円で揃います。
こちらで店主の藤本竜一さんが「ぜひ味わっていただきたい」と太鼓判を押すのが、うどんにも使っている、自家製のかつおこんぶだしを使った出し巻き250円(税抜)です。注文後に焼き上げて熱々で提供するからこその、ふっくらやわらかな食感が心地よく、上品で滋味深いだしの風味が染みわたります。
もう一つ注目なのが、入口横の冷蔵ケースに並ぶ小鉢たち。毎日13種類以上はあるそうで、春ならタケノコなど、旬の食材が登場することも。客がお好みを選んでセルフで取っていくスタイルで、お値段は150~600円(税抜)程度とこちらもお手頃です。その中でも人気なのが、こちらのさんまの塩焼き450円(税抜)、焼鮭350円(税抜)、タコの煮つけ400円(税抜)、かぼちゃの煮物250円(税抜)、サラダ300円(税抜)。いずれも家庭的で食べ飽きない味付けで、一人暮らしの方にも喜ばれているそうです。
お店の歴史は古く、創業は昭和25年。今年で70年目を迎える老舗です。店主の藤本さんの祖母が、当時は自宅の隣で営業されていたそうで、その頃は定食メニューが中心だったそうです。その後3代目である藤本さんがアテ系のメニューを増やし、居酒屋使いもできるようになったのだそう。
店内には手指の除菌スプレーが設置されており、スタッフは全員マスクを着用するなど、感染症対策も行っています。また「Uber Eats」を通じて、定食や丼ものなど一部メニューを宅配してもらうこともできて便利。さらに、定食の内容から味噌汁を外したお弁当も、600~850円(税込)で販売されているので、テイクアウトでも楽しめます。
【DATA】
クレジットカード・電子マネー:paypayのみ対応
総席数:29席
喫煙可