新開地駅3番出口から湊川公園に向かって徒歩約1分。「うどん」と大きく書かれた白い看板があるお店がゆうちゃんです。立ち食いスタイルでうどん、そば、そして焼きたてのたこ焼きが味わえる、リーズナブルで気さくな一軒です。
メニューは、こぶ190円(税込)、わかめ240円(税込)、ぼっかけ420円(税込)など、合計14種類のうどん、そばがラインアップ。明太子50円(税込)、半熟玉子60円(税込)など11種類のトッピングもお好みでつけられます。さらにたこ焼きが、2個100円(税込)から手軽にオーダーできるのもポイント。味付けは、ソース、塩など基本の8種に加えて、ねぎポン酢2個120円~など、ひとひねりした味わい方も。さらに、おにぎりやかやくご飯、カレー丼などご飯ものも充実。ドリンクメニューはありません。
この店で一番のおすすめが、この麺が全て隠れるくらい大きなおあげをトッピングしたきつねうどん250円(税込)です。本部で作るかつおだしをメインに、旨味調味料や醤油、砂糖、みりん、酒を合わせるスープは、濃いめでかつおの風味がしっかり。冷凍から湯でる、強いコシがあり、ツルンと食感のいい細麺が、その風味に絶妙にマッチ。甘めに炊き上げた食べ応えのあるおあげと、シャキシャキのネギが味わいに心地よく変化を与えてくれます。(うどんの麺は全メニュー、細麺か普通の麺から選べますのでお好みでどうぞ)。
続いてのおすすめが、こちらの大玉サイズのたこ焼き。うどんと同じかつおだしをベースに生地を作っており、「生地自体にも旨味が染みていて、ソースを塗らずにそのまま食べてもおいしい」と店長の加藤賢気さんが自信を見せるひと品。ほおばれば口いっぱいに、クリーミーでモチモチとした食感と、だしの旨味があふれます。辛口ソースがおいしさを際立たせる名脇役ですが、これをさらに、だしに浸す「ソースだし」スタイルで味わうと、生地がホロホロやわらかくなり、だしが一層染みた、やさしい味わいに変化します。
たこ焼きは、お店で食べる場合は2個100円(税込)~で、ソースだしで味わうなら2個110円(税込)~。テイクアウトの場合は、6個260円(税込)からオーダーできます。たこ焼き以外のメニューもほぼ全て店と同価格(今後変更の可能性あり)でテイクアウトでき、おやつに、ごはんにと喜ばれています。
店内はL字型カウンターのすっきりシンプルな造りで、最大10名までスタンディング可能です。
お店の開店は2011年7月。阪神今津駅前にある「うどん一番」を本店に、「情熱ホルモン」なども展開する㈱どんたこが経営しています。実は、店のすぐ近くにも「情熱ホルモン」があり、たまたまその近隣で土地が空いたため、出店することに決まったのだとか。
店には感染症対策として、手指のアルコール消毒液を設置しており、スタッフへのマスク着用も義務化しています。元々間口が広く、空気の入れ替えが自然にされているので、「ここなら安心」と訪れる人も多いそう。
【DATA】
クレジットカード・電子マネー:不可
現金のみ
総席数:スタンディング10人
禁煙