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新開地アートひろば(旧神戸アートビレッジセンター)

新開地アートひろばの借り方や楽しみ方

新開地アートひろば(旧神戸アートビレッジセンター)

新開地アートひろば(旧神戸アートビレッジセンター)は、市民のみなさんが、演劇、ダンス、美術、映像、音楽など幅広いジャンルの公演や発表、練習の場所として手軽に借りることができますし、それらの公演を観たり、ワークショップなどに参加したりできる場所です。
では、どのように使えて、どのような公演があるのか、新開地まちづくりNPOがスタッフの方に詳しくお話を伺いました。(令和4年6月現在)

新開地アートひろば(旧神戸アートビレッジセンター)のあらまし

新開地アートひろば(旧神戸アートビレッジセンター)は、平成8年(1996年)にオープンした神戸市の施設です。
演劇・ダンス・美術・映像・音楽などの分野で新しい試みにチャレンジする若手アーティストの育成に力を入れています。また、市民が気軽に訪れアートに親しむきっかけとなるような場所をめざしています。
新開地音楽祭の会場の一つでもあり、街とコラボして新開地を活気ある街にしていこうという企画にも取り組んでいます。
入館するのに費用は必要ありませんが、公演などのイベントはそれぞれの主催団体が定めた入場料などを支払って鑑賞することができます。また、1階にあるカフェキッチンはどなたでも利用することができます。
阪神・阪急・神戸高速・神戸電鉄の新開地駅から徒歩4分、JR神戸駅から徒歩7分の便利な場所にあります。
では、神戸アートビレッジセンターの中にある施設をご紹介します。

7つのレンタルスペースをご紹介

《KAVCホール~演劇やダンス、ライブなどの公演に最適》

客席数が200席少しの小じんまりとした空間でどの席からも舞台が見やすく、舞台も客席も可動式で設営できるので、演劇やダンスの発表会の利用が多いです。
舞台、照明、音響などの設備も充実、RGB照明でフルカラー演出もできます。
たとえば学生が劇団を旗揚げさせて公演を打ちたいが文化ホールは大きすぎる、という方が利用しやすいような場所です。
演劇では舞台の設営から公演本番まで数日間借りたり、ダンスでは一日で設営してリハーサル、本番といった感じで利用されたりしています。音楽での利用は、バンド機材などはレンタルしていないので別に用意が必要となり、また音楽ホールのような残響音までは必要がない音楽ライブやカラオケ等の歌の発表会にも使われます。

詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/rental/hall/

《リハーサル室(2室)~鏡やレッスンバーがある便利な練習場》

たとえばダンスやフラダンス、太極拳、カポエラはじめ体を動かすジャンルの、主に練習のためのスタジオとして老若男女問わずとても幅広く利用されています。平日の午前中はシニア世代が、夕方からは若い世代がジャズやヒップホップのダンスなど、サークルやクラブ、個人の集まりなど様々な使用のされ方をしています。
毎週使う方、定期的に使う方、普段はどちらかで練習しているけども公演前の最後の仕上げの練習をここでされる方、たとえばダンスのコンテスに出るための練習や、演劇の公演3カ月前からの練習をここでというようなスポット的利用など様々です。
定員60名の部屋(110㎡)と定員90名の部屋(170㎡)の2室あり、床面はフローリングで上足での利用、全面鏡張りになっており、レッスンバーも設置しているので自分の体の動きをチェックできるなど、使い勝手のいい部屋です。
他の貸室も同じですが、公共施設なので安く借りることができ、駅から近くて集まりやすい場所にあることも利点です。

詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/rental/rehearsal/

《音楽スタジオ(3室)~パート練習や打楽器の練習に最適》

ドラムセットがあるなど(スタジオ2のみ)バンドでの練習がしやすい部屋になっています。高校生のバンドブーム、オヤジバンドのブームなど、その時代のブームを反映して様々な方に利用されてきたそうです。
プロの方からアマチュアまで、金管楽器かクラシック音楽などのパート練習で使われることが多いとのこと。クラシック音楽では一同に集まって練習できる場所はないので、たとえば15名程度のパートでの練習場所としては貴重です。
和太鼓の練習場所が少ないということで重宝されます。パーカッションではアフリカンドラムなどのタイプの楽器を使うような練習もできる場所です。

詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/rental/atelier/

《アトリエKAVC(1室)~シルクスクリーン設備が整う》

シルクスクリーンの設備が整った工房は全国的にも公共施設ではめずらしく、一般開放日は予約して使える場所として貴重なので全国各地からも来られます。
シルクスクリーンとは、版を作って印刷したいもの上に密着させ上からインクを押し出して印刷する方法です。表現方法としては幅広く、Tシャツにプリントするといった利用が一般的にみられます。
作品を制作するのはプロのアーティストだけでなく、自分で書いた画案を手刷りできるので一般の方もチームのコスチュームをつくったり、エコバッグやお子さんの描いた絵をプリントしたり、シルクスクリーンで作った手作りのものをマルシェで販売したいという方も利用されるそう。
初めての方にはスタッフが管理者として付き添って対応してもらえます。

詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/rental/atelier/

もちろんミーティングや教室に使えますが、芝居の稽古をはじめ同好会の活動などで利用するという例もあります。サークル活動で広いスペースを比較的安く使えるという利点があります。

詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/rental/meeting/

《ギャラリー~個展でも、グループ展でも気軽に使える大空間》

館内に入って真正面にある、オープンな空間のギャラリーです。
一日4,500円という安い金額で借りることができますので、個人で借りても比較的負担は少なく発表の機会がもてます。個展でも使われますし、グループ展の利用が一番多です。写真の同好会とか、高校生の卒業の発表展、絵画や映像作品などさまざまです。 パーティーションの設置は自由で、天井は3メーターありますので、ある程度大きい作品も展示できます。
センターの改装に伴って、次年度は地下1階に移動する予定です。

詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/rental/gallery/

《シアター~手軽に使える一回り小さなホール空間》

演劇や上映会に利用できる空間です。KAVCホールの大きな空間ではハードルが高いので、60席ぐらいの席数で公演を開催したいという方が比較的安く使える場所です。
昨年度まではKAVCシネマを開催していましたが、KAVCの改装に伴ってシアターはなくなることから令和4年度はレンタル事業だけの利用になります。

詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/rental/theater/

《1階コミュニティスペースと飲食店》

情報コーナーを設けて全国の文化施設の催しチラシを集めて置いているので取りに来られる方は比較的多いとのこと。感染対策のために椅子は設置されていません。
1階奥には「はっちゃんの台所」があります。
「はっちゃんの台所」は新開地出身の店主さんが日替りで常時20種ほどの惣菜を手作り。テイクアウトOKですし店内でいただくこともできます。お弁当500円(税込)には惣菜約15種類!ボリュームも栄養バランスも充実していて、幅広い客層に好評です。

はっちゃんの台所
https://shinkaichi.or.jp/gotoshinkaichi/hachan-no-daidokoro/

《感染対策について》

神戸アートビレッジセンターでは、室の利用者には可能な限り開口部を開放していただくようにお願いされています。スタジオなど窓がない部屋には空気清浄機を設置されており常時稼働させるようにしています。会議室やリハーサル室は空調を切らない状態で使うように案内をされています。利用者のみなさまは換気が大事であることを理解して協力をいただいているとのこと。

神戸アートビレッジセンターで催しを楽しむ

神戸アートビレッジセンターでは、公演や展示物を鑑賞することができます。また、センターが主催するワークショップに参加することもできます。
今年も様々な劇団のお芝居、流行歌や弾き語りのライブ、映画会などの公演が開催されます。
ギャラリーでも若手作家の展覧会、アーティストのグループ展、アクリル絵画・ボールペン絵画作品の展覧会などを鑑賞することができます(無料)。
親子や年配の方、初めての方でも気軽に演劇や音楽、美術とふれあえますので、こちらから興味をひく企画を探してみてください。

詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/participation/watch-listen/


センター主催の演劇やワークショップなど
夏休み期間には高校生が参加できる演劇の企画があります。
様々な学校から集まった高校生がプロの演出家の指導で5回の稽古の末に本番の舞台に立つことができます。今年は3年ぶりにKAVCホールでの公演も予定されていますよ。

神戸アートビレッジセンターの1階の大きな窓ガラスをキャンバスに、絵の具を使って大きな絵を描こう!という参加型企画も!こちらは6月末まで募集を受け付けています。https://www.kavc.or.jp/events/9181/

ギャラリーでは、若手芸術家支援企画2022「愛着再考」(出展作家:倉知朋之介、西川涼香+山口芽生、村上美樹) https://www.kavc.or.jp/events/9108//

他にも参加型の催しは随時紹介されますので下記をご覧ください。
詳しくはこちらから
https://www.kavc.or.jp/participation/join/

令和5年に子どもがアートにふれられる施設などが誕生します

神戸アートビレッジセンターは令和3年で開館から25年を迎えました。そこで、時代に即した施設へと一部見直しを行うこととなりました。神戸市のホームページに掲載されていますので、概要を紹介します。
見直しの内容は、アーティストやアートに関心がある人々だけでなく、地域の人々や若者など一般の市民が日常的に利用され、訪れた人がアートに出会うきっかけを提供して、地域の活性化と神戸の文化芸術振興につなげようというもの。
具体的には、1階をコミュニティスペースとし、ブックコーナーの設置やアート教室の実施など、アートを通じてこどもをはじめ幅広い世代が交流できるようなリニューアルが提案されています。
今年10月から一部施設の改修工事に着手されます。新たな動きは本ブログで追記していきます。

詳しくはこちらから
https://www.city.kobe.lg.jp/a36708/20210702_kavc_tosho.html

神戸アートビレッジセンターのすぐ近くのおススメの飲食店

新開地で女性におすすめの食の3店
https://shinkaichi.or.jp/gotoshinkaichi/special-1/

新開地おすすめのランチ7店
https://shinkaichi.or.jp/gotoshinkaichi/special-2/

新開地おすすめのカフェとライブバー
https://shinkaichi.or.jp/gotocate/cafe/

テイクアウトができるお店
https://shinkaichi.or.jp/gotocate/takeout/

新開地アートひろばの借り方や楽しみ方

所在地
兵庫県神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号
アクセス
神戸高速「新開地駅」8番出口より徒歩約5分、JR「神戸駅」ビエラ神戸口より徒歩約10分、神戸市営地下鉄「湊川公園駅」東改札口より徒歩約15分
営業時間
10:00〜22:00
定休日
火曜日(祝日の場合は翌日に振替) 、年末年始 12月28日〜1月4日
電話番号
078-512-5500
URL
https://www.kavc.or.jp/

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