
お値打ちの串カツをほっこり山小屋風の店内で
山小屋をイメージした温もり感あふれる「串小家のん」。
「自分達でやりくりして造るしかなかった」という店の内装は、仲間同士で助け合い、
木材屋をまわって残り物をかき集めた。
壁やイス、テーブ、メニューボードまで、至るところ全て手造りなんだそう。
「のん」という屋号は、ご主人の昔からの愛称だ。
ここのウリはなんと言っても、串カツ50円からという驚きのお値打ち価格。
ちょっと一杯呑んで、1000円もあればお釣りがくる。
しかも、素材選びや手間は惜しまないという。
なかでも人気のジャガイモは、蒸してから潰し、一つ一つ丁寧に丸めて揚げている。
薄付きの衣はサクッと軽く、中はしっとり上品でホクホクした食感だ。
ほかにも、自家製ポテトサラダや炙りサーモンといった酒の肴も充実している。
仲間同士で築いた店内は、ほっこり居心地が良い。エビ、玉ねぎ、貝柱・・・と
串を頬張りながら、気の置けない仲間たちとほろ酔い気分で語り合うのもまた愉しい。