新開地駅3番出口を上がり、寄席が行われる「神戸新開地・喜楽館」目の前。おでんとビールのイラストが入った黄色い看板がかかる店が、「カウンター居酒屋 たちばな」です。

カウンターのみの落ち着いた店内

和テイストの落ち着いた風情が漂う店内は、L字型カウンターのみの奥行きのある空間。店主の計盛靖司さんが腕を振るう姿を眺めながら、ゆったりとくつろげます。

徳島直送の鮮魚を使った日替りが人気

メニューは、冷ややっこ200円（税別）などのスピード系から、焼きギョーザ380円（税別）などの焼きもの、揚げもの、さらにオススメという「厳選市場メニュー」、〆のごはん、麺類まで幅広くスタンバイ。「厳選市場メニュー」には、香住産のかにみそ480円（税別）、国産焼き塩さば380円（税別）をはじめ、吟味した魚介を使った自慢の皿が並びます。さらに「日替わりメニュー」として、まぐろ380円（税別）、剣先いか480円（税別）の造りほか、店主の故郷徳島から直送される鮮魚も。こちらが、一番の人気だそうです。

甘めのだしがよく染みた、熱々のおでんで一杯

この店でぜひ味わいたいのが、10月から4月頃だけに登場する、熱々のおでん。大根、こんにゃく、玉子、平天などが１品120円（税別）で揃っており、ちょっと甘めのだしがよく染みた味わいがたまりません。さらに、国産の吟味した牛すじのみを使っているというすじ280円（税別）は、串に刺さないスタイルでたっぷりと。やわらかく煮込まれたすじのトロトロ食感と旨味に日本酒が進みます。ちなみに同じく甘めのだしを使った、「おかんの出し巻」480円（税別）もリピーターが多いひと品なのだそう。

ふっくら肉厚なさわらの滋味を味噌が引き立てる

続いてオーダーしたのは、「厳選市場メニュー」の、さわらの西京焼き480円（税別）。ふっくらと焼きあがった肉厚なさわらの滋味を、味噌が上品に引き立ててくれます。

甘辛く煮込まれたばい貝はビールのお供にも

一番人気の「日替りメニュー」からは、ばい貝のうま煮380円（税別）を。プリッとした食感が楽しいばい貝は、じっくり甘辛く煮込まれていて、おでんと同じく日本酒のお供にぴったり。ビールやチューハイとも好相性です。

「自分で小さなお店がやりたい」と独立

「カウンター居酒屋 たちばな」の開店は2017年10月。元々ラーメン店で働いていた店主の計盛さんが、「自分で小さなお店がやりたい」と、独立オープンされたそうです。お客様は40～60代の男性が中心で、仕事帰りに一人で訪れ、ゆっくり飲まれていく方が多いのだとか。

店入り口に除菌スプレーを設置

店内入口には手指の除菌スプレーが設置されており、スタッフは全員マスクを着用。席は間隔を空けるなど、感染症対策も万全です。

【DATA】
クレジットカード・電子マネー：不可
現金のみ
総席数：10席
喫煙可