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90年前の創業から守り続ける、じっくり煮込んだ“げんこつサイズ”のおでんが自慢

高田屋京店

田中慶一

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90年前の創業から守り続ける、じっくり煮込んだ“げんこつサイズ”のおでんが自慢

創業以来の看板メニューは、手間を惜しまぬ仕事で作るおでん。カウンターでぐつぐつ煮える多彩な具材と共に、元気に働くお母さん達の笑顔も名物。居酒屋ながら、お昼時から夜まで通しで営業する、使い勝手の良さも抜群の一軒です。

創業から守り続ける赤銅鍋で煮込むおでんの味

カウンターの中央に、でんと鎮座する赤銅製の特大おでん鍋は、この店の顔。湯気を上げるだしの中にぎっしりと詰まった具材もまた、“げんこつサイズ”の大きさで親しまれています。厚揚げやジャガイモは1個が丸ごと、焼き豆腐300円(税込)なら半丁分と、いずれも存在感たっぷり。旨味たっぷりのすじ220円(税込)や、特製の白味噌ダレで味わう大根100円(税込)、ケチャップで洋風に仕上げたロールキャベツ250円(税込)など、オリジナルの具材も自慢。10月末から登場する、かき500円(税込)やこいも150円(税込)といった旬のネタも楽しみの一つです。朝早くから始める下ごしらえから、具材の大きさ、注ぎ足す出汁の味もそのまま受け継ぐ名物は、手抜きなしの仕事の賜物です。

名物のおでんを余すところなく味わう〆の一品

ユニークな具材の数々はもちろん、おでんの醍醐味を残らず楽しむなら、おでんそば150円(税込)をぜひ。種々の具材の旨味が溶け込んだだしで楽しむ中華麺は、ちょっと甘めのコクのある味わいが後を引きます。基本は麺だけですが、おでんの具材をトッピングすることも可能。一番人気のすじと玉子をはじめ、お好みの具材を合わせてオリジナルの一杯に。かき揚げや生卵を乗せるといったアレンジもできる、知る人ぞ知る〆の一品です。

お酒が進むオツな酒肴に、お得な昼の定食も

店の壁を埋め尽くすほどのメニューは、お酒のアテから造り、焼物、揚げ物、ご飯ものまでそろう幅広さ。浅締めの軽やかな味が日本酒と合う鯖の生ずし400円(税込)や冬の名物カキフライ500円(税込)など、多彩な料理でお客の好みに応えてくれます。また、16:00まで注文できる定食600円(税込)もお値打ち。おでん、いわし、魚フライ、鶏から、トンカツの5種類で、ご飯の大盛りもOKとボリュームも満点です。

お一人様も気軽に寄れるカウンター&お座敷も完備

厨房を囲むようにくねくねと折れ曲がるカウンターは、「お客さんの顔が端から端までちゃんと見えるように」という思いから。カウンターの周りにはテーブル席もあり、気さくな雰囲気で、お一人様も気兼ねなく入れるのがうれしい。また、地下には広い畳敷きの座敷席も完備。個室としても使用できるので、小さな子供連れやファミリーでの食事にも重宝します。座敷席は予約も可能、5~6人から利用できます。

祖父から3代にわたって受け継がれる老舗の味

昭和6年創業の、界隈でも随一の老舗。当時から看板メニューのおでんは、大きさも、注ぎ足す出汁の味も変わらず守り続けています。創業から80年を超えた頃、大黒柱のご主人が亡くなり、一時は暖簾を下ろそうと考えた時期もありましたが、当時、調理師専門学校に通っていた創業者の孫にあたる三代目が店を継承。先代そのままの手抜きなしの仕事ぶりと、二代目の女将、若き三代目が切り盛りする気取らない雰囲気で、名店の味を伝えています。

手指、テーブルの消毒を実施。メニューはテイクアウトも可能

スタッフはマスク着用。店の入口に手指の消毒液を設置し、カウンターやテーブルはお客が入れ替るたびにアルコールスプレーで清掃。空気清浄機も導入し、定期的な換気にも配慮しています。メニューはテイクアウトも可能。Uber Eatsによるデリバリーも導入予定です(時期は未定)。

【DATA】
クレジットカード:なし
電子マネー:ペイペイ、auペイ
総席数:1階36席、地階50席(座敷)
喫煙可

高田屋京店

所在地
神戸市兵庫区湊町4−2−13
アクセス
新開地駅8番出口からすぐ
営業時間
11:00~20:30(LO20:00)、金・土曜~21:30(LO21:00)
定休日
日曜・祝日
電話番号
078-575-6654
URL
https://www.takataya-kyoumise.com/

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