
美しきネタでもてなすカウンター
安くて旨いと評判の店が多い新開地。普段使いには良いのだが、招待や特別な日に使える店が、震災前には圧倒的に少なかった。そんな界隈に先駆け的に登場したのが、白木の格子戸が印象的なこちら。店内でひときわ目を引くカウンターのネタケースには、とりどりに艶めくハリのある旬の魚介、丁寧な仕事ぶりが伺える蒸し穴や、せせったカニ身。美しきネタの数々に、誘った側の鼻も高い。
「新開地に店を構えたのは、中央市場にも家にも近いという利点が大きいですね」と、店主の宮本史朗さん。当然ながら、ネタの鮮度は折り紙付きだ。定番の上にぎりはもちろん、充実の一品料理もお値打ち。
ハレの日に贅沢をしても、懐に優しいのが嬉しい一軒だ。