串カツは牛より鯨が通好み
前身は、先代が元･東映映画館の西側一角で始めた立呑みの串カツ屋さん。
今の場所に移った当時も立呑みだったが、「串カツ以外はないの？」と聞かれれば料理の幅を広げ、
「ゆっくり食べたい」との声に応え椅子席ができと、お客の要望が現在のスタイルを作り上げた。
品書きはどんどん増えたが、変わらぬ支持を得るのはやはり串カツ。
創業時から牛肉ではなく、鯨を使うのがこだわりだ。鯨が値上がりした時期もメニューに置き続けた。
今は年配の方には懐かしく、若い世代には新しく感じるそうだ。
ソースは昆布とカツオのダシで割ってあり、風味よくまろやか。
素材にも味にもお客の期待を裏切らない。
そのサービス精神に、この店が連日にぎわうのも納得できる。
